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手づくりはお好き?

2011.08.04.18:10

「手づくり」の反意語は何だろう。英語の辞書によると、「handmade」の反意語は「machine-made」。やっぱり「機械づくり」だろうね。でも手元の日本語「反意語対照語辞典」に「手づくり」の反意対照語はなく、とりあえず「手工業」と「機械工業」の関係として載っている。手工業は「簡単な道具を使って生産する小規模工業」で機械工業は「機械を利用して生産を行う工業」とある。これでいくと、ステンドグラス作家の後藤ゆみこ先生の商品は、手工業。今ではどうだか分からないが、日本人が得意とされてきた分野だ。でもやっぱり、「手工業」というより「手づくり」と言った方が、人の手を通したイメージだけでなく、気持ちのようなものも感じられて暖かみがある。 特にオーダーメイドの場合はね。仕事で携帯ストラップをベトナムに頼んで作ってもらっているけど、全て手塗りなのだとか。よく見ると一つ一つどこか微妙に違ったりしていて、あんな小さな人形の色分けがよくできるものだと感心させられてしまう。その繊細さは、いつしか日本人を越えているかもしれないとも思う。それに、ある意味ベトナムの携帯ストラップもオーダーメイドだから、その一つ一つが手づくりだと思うと、ベトナム人のきめの細かさや暖かさも感じようというものだ。
 そう言えば、僕は高校生になるまで手づくりのセーターを着ていた。母がいろんなセーターを機械編みしてくれたんだ。夜中にジャー、ジャーと音をたてて。オレンジと黄色の縞々ベストや緑のとっくりセーター、夏になるとサマーヤーンとか言う少し堅めの毛糸で編んだ水色セーター。体が大きくなると、セーターを解いて別のデザインに生まれ変わる。だから、いつも手づくりセーターばかり着ていた気がする。でも高校生になって、自分で服を買いに行った時、工業製品のセーターを買った。完璧だったね。新品の時の匂いが全く違う。それに腕と体の部分のつなぎ目の仕様も、胸のマークもカッコ良い。母の手づくりセーターに比べると何だか胸を張って歩けるような気にさえなった。そうやっていくうちに、母はもうセーターを作らなくなってしまった。もう高校生なのだから、自分の好きなのを着なさい、というわけだ。ところが、東京の大学に行ってから、田舎から届いた荷物に入っていたのが緑のセーター。もちろん新しい手づくりセーターだ。遠く離れてみると手づくりも悪くない。市販されているのよりずっと暖かい。でも、僕がそれを着て外出しようとはしなかったのは、東京の風景に馴染まないと思っていたんだ。人と同じマークが入ったり、どこかで見たデザインこそが田舎からでてきたのをカモフラージュさせてくれるなんてね。
 でも今になって思うと、オレンジと黄色の縞々ベストも腕に白いラインの入った緑のセーターも実は好きだったんだよね。友達の中には、そのベスト良いねって言うのもいたから、好んで着ていたりもしたんだ。だって他に同じセーターは無かったもの。
                                                                                  


商品名
コースター
価格/¥1,050(税込み)
サイズ/H115XW115


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